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「日の名残り」The Remains of the Day

満月の昨夜は千駄木で辛くない四川料理を食べました。

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満腹・ほろ酔いの帰宅途中、ノーベル文学賞発表の記事をスマホで見て興味を示したら、家人が持っているよと帰宅後2冊貸してくれました。

「私を離さないで」「日の名残り」の2冊でしたが、ブッカー賞受賞の「日の名残り」を先に読むことにしました。カズオ・イシグロは初めて読みます。

 遅くに読み始めたので夜中になってしまい、早く読み終わりたくて読み急いでしまいましたが、最後のページまで本を置くことはできませんでした。

 そして、読んでいる途中で止められない引き込まれる感じもよかったのですが、翌朝起きたら、読書中よりももっと物語が鮮明に立体的に立ち上ってくる感覚があったのには驚きました。また、偏った見方をしている一人称の主人公が語る物語なのに、彼の一方的な見方でない世界が認識できる多面性を備えていて、それも不思議な気分になりました。色々な要素が丁寧に構成されている魅力ある小説でした。

 読んでいる間だけ面白いような小説に飽きて読書から離れてしまっていたと思うのですが、この本は、物語に必要な要素が、本を読むことでに読者に提供されて、物語の完成は読者の中で熟成されるような、そんなふうに書かれている気がしました。

 久し振りに読書を楽しみました。もう一冊は昼間にじっくりと読んでみようと思います。


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