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アルチンボルド展にいってきました

 週末に、国立西洋美術館で開催されているアルチンボルド展に行ってきました。

 だまし絵作家だと思って気軽に観にいったのですが、一作観るなりすごい衝撃を受けて引き込まれてしまいました。その一番初めに展示されていたのがこの絵、「四季」です。

アルチンボルド四季

 確実で落ち着いた筆致で、豊穣なる自然、生命力、季節の変化、地球の上で「ヒト」として生きていること、などが一挙に表現されていて、ガツーンと衝撃を受け、しばらく離れられませんでした。

 だまし絵作家として小さい世界にいた人ではありませんでした。ミラノ生まれですが、ウィーンでハプスブルグ家の肖像画家、宮廷イベントの企画、装飾や衣装デザインなど、アートディレクター的総合芸術家として仕えていたそうです。レオナルド・ダ・ビンチの弟子?の友人だったとのことで、ダ・ビンチの影響も受け、また受けた影響を形に出来る才能に恵まれた人だったのだと思います。

 彼の画風を真似て、似たような絵を描いた作品も展示されていたのですが、遠くから観ても違いが分かる。アルチンボルドの絵画には落ち着きや温かみなど愛情とでもいうムードが作品からにじみ出ていて、本当に観ていていい気分になりました。

「春」の花々は本当に綺麗。頬のバラ、首元のレースのような白い小花、また洋服に使われている植物も緑の色も形も美しい。頭に飾られている白ユリ、胸元のアイリスなど、幾らでも観ていられます。

春 (481x640) (481x640)


そして「冬」。
とても魅力があった。四季の中では一番好きかも。鮮やかなレモンの存在が、生き生きした安らぎをもたらしています。

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 だまし絵としての評価が先行しているのは残念だと思いました。実物を観たら、だまし絵というよりは、おとぎ話の世界に吸い込まれるというか、アルチンボルドの世界に入り込んでしまう。最初に飾られていた「四季」はワシントンDCのナショナルギャラリー収蔵だそう。また会うことがあるといいなぁ。





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