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オーラ

年とともに伝統芸能が好きになり、ここ数年は毎月1~2回は劇場に出掛けるほどだったのですが、311を境にぱったりと足が遠のいてしまっています。なんだかチケットを取ろうという気が向かず、劇場やエンターテイメントは遥か遠い所のような気分。

その代わりにというのも変ですが、311の当日、帰りの足にと都心で買ったロードバイクの練習走行やら合宿に出掛けたり、ジムにも適度に通ったりして、健康増進方面は多少の充実があったりして。

今になって振り返ってみれば、体力つけなきゃっていう基本的な感じに立ち戻っていたのかしら。災害が現実のものとなっているので、やはり私のような軟弱ものは役立たずの人迷惑になってしまうから、とにかくせめて自分くらいはどうにか出来るようにならねば、ということ。今でもそう思いますが、体力はまだまだなのでこれに関しては要継続というところ。

そんな風にライフスタイルが変わっていたのが、先日の夕刊で六月大歌舞伎の全面広告を見て「お、これは行きたいかも!」と久し振りに思いました。好きな亀ちゃんの猿之助襲名披露公演。ワイドショーを賑わした 香川照之の市川中車襲名とその息子團子の初舞台でもあり。

でも正しい古典芸能ファンとして劇場に戻ろうというより、実はネタとして観ておきたいっていうか(爆)ま、そんなきっかけにしても、劇場に戻るに良い機会かもしれないと思います。

ところで、夕刊の全面広告ですが、六月大歌舞伎のチラシの他に亀改め猿之助、中車、團子の口上の型の写真も載っています。これがねー。

いやいや、オーラって写真で写るんですか?
印刷出来るんですか?

写っているとすると私が感じる所のふたりのオーラがまーったく違う。

何が違うって、亀ちゃん改め猿之助の写真に漂うスッキリとした清らかな上げ基調の明るいオーラ!この明るいオーラがぱぁーっと外に向かって放たれている。いいですね~、これぞ歌舞伎役者って思うわ。この人のそばに寄ったら幸せを分けてもらえそう。舞台の上の華やぎやうっとり感が想像出来る。そうそう、これを観たいのよ。吸い込まれてしまっていつまでも目が離せないこの感じ。

それに比べて、香川くんの写真は緊張しまくっているのかオーラがどす黒く地面にめり込んでいる感じ。襲名の口上なんだから、役者としてのベースオーラをポジティブに出せばいいと思うけど、オーラが外に向かって放射されているのではなく、内向きに吸い込まれている感じで、観ていると吸い取られそう。暗くて怖いよ。

香川くんの人生も、欲望、願望、邪魔、やっかみ、試練、無理、道理など、色々な事があって大変なんだろうだけど、役者はオーラを発してなんぼ。基本的にはやりたい様にやれているのだと思うから、実はとんでもなく幸運なポジションだと思うので、ネガティブ光線よりもポジティブオーラを発して欲しいわ。


いまからチケット取れるかな?
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