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能登半島の桜はまだ

能登空港が出来て東京からのアクセスがよくなった能登に行って来ました。今回は今後の法事旅行の下見を兼ねているので夫の企画、私は乗っているだけのラクチン旅でした。


最初のうちは七尾の有名旅館にしようという話もあったのですが、大規模旅館の良さを楽しむ機会は別にもあるだろうという話になり、今回はこじんまり、プライベートでスペシャルな感じを出そうと、九十九湾の百楽荘を選択。

通りから門をくぐった後、九十九湾に張り出している細い出っ張りの尾根のような一本道を進んで行くのはちょっと頼りない感じがしますが、一番奥に建物があり、宿の方がお迎えしてくれていました。受付の際に出して頂いたウェルカムドリンクのローズティーが旅の疲れを癒すようなほんのりした甘みで嬉しかったり、館内の案内などスタッフの方々の接客レベルの高さに感心しました。ただ、客室はちょっと古くてなんか落差がありました。あとで入った海洋深層水の洞窟風呂や展望風呂と外の壺風呂などはきれいに手が入っていて、ゆったりとお湯を楽しむことが出来ました。

一番驚いたのは夕食の質と量。予想外の素晴らしい夕食で、頂きながら驚きと喜びで半べそ。スタンダードの懐石でも十分過ぎる量ですが、この日、お刺身とアワビの踊りを別注してあり、本当に堪能しました。スタンダードメニューのカニの酢の物も、小鉢ではなくひとりにいっぱいずつ甲羅の中にたっぷりのカニ肉が入っていて、足の身とカニミソまで積み上げてあるのをみて、食べ切れるかとめまいがした程です。それでも美味しさのあまり残す事なく頂いてしまいました。もちろん、先付けや煮物、焼き物など、どれをとっても丁寧な味付け、盛りつけで、小さい所にも心憎い配慮や手仕事がされていて、心から満足しました。

旅館は面白い作りで、地下にあるプライベート桟橋で釣りも出来ます。ド素人の私が15分くらい糸を垂らしただけじゃ一匹も連れませんでしたが、他の方々はアジなど釣って夕食に唐揚げで出してもらったりされたようです。マイ釣り竿持参の太公望の方々もおられて、季節ごとにいろいろな魚が釣れるとのこと。

いい所、気になる所、色々と取り混ざっていて、滞在中に評価が上がったり下がったりしたのですが、最後は全体的に大満足という評価になりました。なぜだろう~?やはり、若いスタッフの方達の一生懸命で心のこもった丁寧な対応や、良くして行こうという努力が館内のムードに漂っているところがいいのかもしれません。あちこちに配された生け花も見事に美しく、旅館の格を上げています。建物自体は古くても、ソフト面が優れているということなんでしょうか。改善点はあるにしても、結局私たちはふたりとも満足して法事の予約をお願いして宿を離れました。

ところで、宿からは九十九湾内が見えます。水がきれいで静かな海です。また今年は桜が遅くまだだったのですが、うぐいすが鳴いていました。リアス式の湾の張り出している部分は樹々やシダで覆われていて、そこで鳴くうぐいすの声が緑の中、海の上を渡って響き、とても風情がありました。静かで心が落ち着く場所だったことも付け加えておきます。

ということで文字ばっかりですみませんが、本日は旅館についてでした。放浪の記はまた別途。



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