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春のおすもじ

バレンタインの今日、予約しておいて静岡市の御所丸に「春のおすもじ」を食べに行きました。

おすもじは、女房言葉でおすし。
御所丸はお茶の先生が個人でやっている懐石料理の店で、おすもじはベジタリアンでした。

おすもじと椀

タンパク質は、京都から取り寄せの大徳寺麩、麩嘉の生麩、湯葉、それから黒豆、醍醐(チーズ)です。珍しいものは「つくばね」。蕗の薹の天ぷらの上に乗っている、羽子板の羽の格好をしている緑の葉の実です。塩漬けになっていて、いいアクセントになりました。酢飯にはむかごや油揚げなども炊き込んであって、お米もモチモチして美味しかった~。ホウレン草の和え物も絶妙の味つけ。菜の花や管牛蒡も付けていただき、春を堪能しました。

つくばね

今日は特別にチョコがつきました。デメールの猫ラベルだそうです。そして、お菓子と薄茶もついて3000円+税。先生、これでは儲けが出てないのでは~。

チョコ



そういえば。
お寿司の仕切りに使われているハラン(葉蘭)ですが、先生のお庭で育てているもの。殺菌作用があり、昔から使われているそうです。

それだけでなく、流通の悪かった昔、飲み込んでしまったお寿司が「まずい、今、飲み込んだ刺し身は傷んでいた気がする(・・;)」と思ったら、ハランをかじって食べると直ぐに吐瀉できたとか。笹ではそうはいかないらしいので、そんな用途のためにも寿司にはハランを使ったそうです。プラスチックのバランは問題外ですね。


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馥郁たる梅の香り

馥郁(ふくいく)たる梅の香り。

広辞苑によると「いい香りが漂っているさま」。中国語でも同じ意味で、読みが「フ―ユー」だそうです。

先日の白梅はまさしくそれでした。
梅花香自苦寒来(梅の花の香りは厳しい寒さから生まれるもの)という漢詩のとおり、このところ本当に冷え込みが厳しいので、いっそう香りがたっているのかもしれません。

中国では、竹、梅、蘭、菊の4種類を草木の中でもっとも高貴なものとして四君子(しくんし)と尊びます。日本でも、着物や茶道具などの模様で四君子と言えばこの4種、または幾つかでも四君子柄と呼びます。花の何もない冬に一番に花を咲かす梅は、秋の菊と対比させて「花の兄」と言われることも。

ほかに別名は、

「此花」 このはな
「好文木」 こうぶんぼく
「春告草」 はるつげぐさ
「君子香」 くんしこう
「風待花」 かぜまちばな
「匂花」 においばな
「未開紅」 みかいこう

まだまだあります・・・。梅は、古今東西、歌になり、物語に語られ、愛でられ、香り、食用にされ、薬にされ、人の心を楽しませ、慰めて、助けて来たんですね~。呼び名が色々あるのも納得です。


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