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グリーンランド/中谷芙二子+宇吉郎展


夜に有楽町で用があったので、少し早めに出掛けて銀座シックスの蔦屋書店をチェキラしました。

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ここの「蔦屋書店」は、建築や美術関係の書籍が中心に構成されていて、内容もインテリアもアートムードでハイセンスでした。隣のスペシャルなスタバとも連携していて、書店の中に置かれた閲覧テーブルにスタバのペーパーカップを置いて本を眺めている人も見かけます。

六本木の蔦屋もおしゃれですが、ここも同じように素敵。「こんなおしゃれな空間に毎日通って時間を過ごしたらどうだろう」としばし妄想してから離脱。地下2階の食料品売り場へ降りました。

食料品フロアも、一回りしてみるとよくあるデパ地下とは違った店が並んでいて、他では買えないサムシングスペシャルを求めるお客様向けという志向がはっきり分かります。手ぶらも寂しいので「ル・ブーランジェ・ドゥ・モンジュ」でクロワッサンと葡萄カンパーニュ買いました。

次の目的は、エルメスが開催している「グリーンランド/中谷芙二子+宇吉郎展」。お洒落なビルからお洒落なビルに、夕闇の中を雨に降られながらあるきました。

高級品の陳列ケースの間を通って店の奥のエレベーターで8階へ。

8階の展示室は小振りで、壁にゴムの合羽が複数下げてあります。スクリーンが2つありますが、写されるビジョンはグリーンランドの様子が少し分かるような、余り分からないような。そして、部屋は水っぽく、湿っぽい。聞いてみると、霧アートが15分と45分から8分ほどずつあるとのこと。「霧アート?」

ビジョンを一回り観終わってしばらくすると、霧アートが始まりました。

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霧がどんどん出てきます。エルメスビルのブロックガラスに透ける外の明かりをバックにして、どんどんもやもや降って来て人は霧に包まれてしまいます。

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この日は結構な雨が降っていたので湿気の度合いは外も中も一緒ですが、降ってくる雨と違って、細かい霧に包まれるとまた別な心境に陥ります。ハッキリ見えないって、美しい。

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普段は、くっきり、はっきりが好きで、解像度は高い方がいいに決まっている、その方がリアルを映し出すと思っているのに、もんやりぼんやりの魅力もありました。

こんな気持ちになって、その後同じように湿っぽい外に出たら、なんだか通常モードに戻るのが難しい夜となりました。



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寒中お見舞い

2018年の新年もあけて、あっという間に寒中見舞いの時期になってしまいました。
今年は5年ぶりに東京で新年を迎え、家族でのんびり過ごしました。

東博の特別展「仁和寺と御室派のみほとけ」が始まり、早速観てきました。うっかりぼんやり予習も期待もせずに行ったのですが、とにかく仏像の素晴らしさに圧倒されました。

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空海が唐から書写して持ち帰り、真言密教の秘書として伝わる国宝「三十帖冊子(さんじゅうじょうさっし)」も展示されているようですが、私は第一会場は見どころが分からずにさらっと素通りし、第二会場の仏像に直行してしまいました。

第2会場では素晴らしいみほとけが次から次へと目に入り、圧倒されました。自然に手を合わせてしまう有り難い仏さまばかり。第2会場は2周しました。また行きます。次回は少し予習していって、第一会場もじっくり観たいと思います。

調子に乗りやすい私は、空海と最澄が主人公の漫画「阿・吽」も読むことにしました。来月には映画の「空海」も公開されるとのことなので、このタイミングに乗じて、弘法大師さまを身近に感じる機会を沢山作ろうと思います。



芸術の秋

週末は有楽町経由上野でした。

有楽町・銀座エリアは再開発ブーム。2013年に歌舞伎座が新しくなり、2015年は三越、2016年が東急プラザ銀座、2017年は銀座シックスと、生まれ変わり中。でも、ブランドビルや百貨店など高級消費の館が多くてちょっと近寄りがたい(@_@;)

女子ランチ会で行った東急プラザ銀座は、有楽町方面からみるとこんな感じ。

数寄屋橋 (640x427)


散会後、上野に行って、会期最終日だった藝大美術館の「皇室の彩」と、東博の「フランス人間国宝展」を急ぎ足で観てきました。

「皇室の彩」は、100年前頃に皇室のお祝いごとの際に献上された日本の工芸品を一般向けに展示する企画。通常、献上品は宮殿などで飾られるので、一般の目に触れる機会はないそうです。この特別展のお陰で作品が観られて嬉しかったですが、どうも、なにか変な空気に包まれていて、リラックスできませんでした。皇室のしきたりというか、宮内庁の縛りというか、息がつまるような感じで、作品も緊張しているように思えました。

ということで、長居せず次へ移動。

フランス人間国宝展は、予習なしに行ったのですが、最初の部屋に入った途端に、部屋の中央の大テーブルに沢山の茶碗がディスプレイされていて息をのみました。陶器の名人、ジャン・ジレルの作品で、茶道で使う天目茶碗が、伏せたもの、伏せない物をリズミカルに配され、内側の見事な曜変のきらめきにライティングが当たって美しい。壁際には釉薬の重なりで風景を摸した陶器の桶が展示されていて、それぞれの落ち着いた遠い風景が温かいムードを醸し出していました。

他にも色々な分野の名人の作品が展示されていましたが、どれもアート。「メートル・ダール(Maître d’Art)」というフランスの人間国宝の作品で、繊細で緻密なデザインが感じられ、またアートのパワーが満ちていました。

とてもいい「気」が流れていて、いい刺激を沢山浴びて展示を後にしました。最終日だったのが残念でした。そして、宝くじが当たったら、欲しいもの沢山ありました(爆)

買おう、年末ジャンボ!



北斎とジャポニスム展

北斎とジャポニスム展に行って来ました。”ジャポニ「ズ」ム”ではなくて、”ジャポニ「ス」ム”と、濁りなしです。

北斎の構成や図案のアイディアが、どのように有名な西洋画に影響を与えているかを、作品を並べて比較している展覧会です。北斎の元になる作品と、影響を受けた作品を隣どおしに並べてあるので、分かりやすい。

それにしても、こういうテーマの展覧会が、西洋美術館という大きな美術館で成立したことにまず驚きました。絵画を鑑賞するときに「何を描くか、どのように描くか、どうやって描くか」は、作者にとっては、出来るだけ鑑賞者に考えさせたくない要素、もっと言えば、作者のそういう苦労や腐心、努力を感じさせない方が良い作品ではないかと思っているからです。
それゆえ、このような視点で作品を観ることを、美術館側から鑑賞者に求めるのは、楽屋裏にスポットを当てるようなキワモノじゃないかと感じたからです。

最初のうちは、そういう違和感の中で鑑賞を始めました。でも、北斎のモチーフの豊かさ、構成のアイディアの豊富さ、また視点のオリジナリティなどを圧倒的に感じさせる作品や資料がこれでもかと展示されていて、それらを観ているうちに、天下の西洋美術館がこの展覧会に本気で力を入れているのが伝わってきました。

結局、この本気度にほだされて、最後は北斎の影響を西洋画に観ることが楽しくなったのでした。

そして、なによりも最終的には北斎の天才ぶりがグーッと胸に迫る展覧会となりました。
北斎、すごい!


さて、この日は展覧会鑑賞に先立って、長い間(8年位?)気になっていたお店でランチをしました。

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中華料理の一軒家レストランの平日ランチです。写真は炒飯ですが、担々麺も選べ、連れとシェアして頂きました。炒飯もとても美味しかったですが、担々麺は他で食べられない美味しさでした。杏仁豆腐も他で食べた事のないお味。食後に珈琲もついて、床の間やあちらこちらに飾られたお花を愛でながら、ゆったりした優雅な時間を過ごしました。中華のベジタリアンメニューもあるようで、興味津々。

サントリー美術館「狩野元信」

今月は美術館に行く機会が多いです。

先日、ザーザー降りの雨の中、狩野元信展を観に行ってきました。

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元信は、室町幕府の御用絵師集団狩野派の2代目です。中国絵画を規範とした漢画絵師の初代狩野正信を継ぎ、やまと絵にも分野を拡げ、狩野派を組織として大きく飛躍させました。狩野派は専門化集団として400年も繁栄したそうです。すごい人なのね。

しか~し、このところ、活き活きしている運慶を観たり、躍動感がありその上緻密な若冲を観ていた眼には、ここでの動植物の絵はどうも寂しい。動きもなく、描き込みも疎で、ぐっと来るものがなくて、う~ん。

でも、水墨図になってくるといいなぁと思い始めて、最終的にはそれなりに満足して展覧会を後にしました。滝が真っ直ぐに水を落とし、滝つぼでは丸々と盛り上がったデザイン的な動きになっているのも興味深かったし、ボストン美術館から来ていた白衣観音図もよかったです。

漢画については、故事を元に描かれているものも多く、故事を知っていたらより面白く観られるのにと己の浅学が残念でした(音声ガイド借りたらよかったのかも)。

Kano_White-robed_Kannon,_Bodhisattva_of_Compassion



それにしても、雨降りでした。

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一階にあったスタバがコナミの路面側に移転していたことに気が付かず、新しく入ったルパンコティディアンというパン屋さんで一休みして家路に着きました。

次にミッドタウンに行ったら、『国内のスターバックスの中で“最高峰のコーヒー体験”を叶える店舗として、「空間」「商品」「サービス」のいずれをも、いま可能となる最も優れたかたちで取り揃え、リニューアルオープン』したという、移転後のスタバで珈琲飲んでみようと思います。

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